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オーストラリア自転車横断 Feed

2009年12月19日 (土)

MELBOURNE四日目

12月18日
MELBOURNEのYH。気温25度。本日走行25km。晴。
今日は爽やかないい天気だ。
賑やかな中心街を歩いてメルボルンを楽しむ。
また郊外から山岳地帯を走るので今のうちに街を楽しんでおかなくっちゃね。
昼過ぎから大谷さんのお店におじゃまする。
ご主人は16年前からここでお寿司屋をやっている。その前は恵比寿でお店を開かれていた、本当の板前さん。
握り寿司をいただいたがホントに旨い!
鹿児島でもこんな旨いお寿司は久しく食べていないなぁ。
まさかオーストラリアでシメサバやサヨリの握り寿司が食べられるとは思ってもいなかったのでホントに嬉しかった。大谷さん感謝いたします。
奥さんのはるみさんとの募る話しは明日からと言うことでお店を後にする。

広報です。
明日、午後2時10分頃からMBCラジオ「うねうねウイークエンド」に電話出演します。お聞き下さいませ。

2009年12月17日 (木)

Metronome三日目

12月17日
MELBOURNEのYH。気温20度。雨。
昨日は39度まで気温は上がった。明け方まで暑く寝苦しかった。
今朝は大谷夫婦がお店の仕入れにマーケットに来るので私も出かける。
奥さんのはるみさんとは約30年ぶりの再会。
でも会った瞬間にお互いに判り昔と同じ口調で会話が弾む。いい仲とはそんなものだろう。
今日は軽く挨拶して別れる。
別れた後、雨が降り出し南東の風になり気温が下がる。
博物館に出かける。なかなか見応えのある展示だ。気になっていたトカゲと蛇の名前も確認できた。
雨の合間をぬってRichmondに走る。移民が多いので雑多な香が漂う。
ランチはシシカバブ。
午後から水族館に行くが入場料が$32もする。めちゃ高!でもこれも旅さと入る。
内容はまあまあかなぁ・・・
我が故郷の水族館の方がはるかにすごいぞ!面白いぜ!安いからなぁ!
水族館近くのYHを見に行く。
ここは私の冒険の師匠の河野兵市君と出会った所だ。彼は自転車による世界一周の最中だった。
意気投合し色々な事を語った。坂本龍馬に没頭し「野元君。俺達は海援隊にあやかって輪援助隊を作るぜ!」と訳の判らないまま鼻息を上げていた。
翌日は彼の仕事を探すのに付き合い、マーケットで買った林檎をかじりながら霧雨のメルボルンの街をさ迷い、日本レストランの看板を見つけてはトイレの手を乾かすドライヤーで濡れた髪を乾かし「仕事無いですか」と飛び込んで行った。
ワーホリの最初の年で何の手がかりの無い時代だ。
彼とはその後、音信不通となり1997年に彼の北極点遠征をニュースで知り、再び交流が始まる。
彼の薦めでシーカヤックに乗り、一緒のベーリング海遠征やアンデス登山などに誘ってくれた。そして色々な事を教えてくれ、たくさんの素晴らしい仲間を紹介してくれた。
そんな彼も北極海に沈んだ。
帰国したら愛媛にある彼の墓参りに行こう。

2009年12月16日 (水)

Metronome二日目

12月16日
MELBOURNEのYH。気温35度。晴。
よく寝た。13時間以上は寝た。だがまだダルい。
朝トイレに行くと血尿が出た。久しぶりにここまで疲れたぜ。
まずは水分と栄養だ。少し街をうろつき中華街でランチを食べバーでビールを飲んで水分補給する。
あ!ちゃんとジュースやヨーグルトなどは摂取しましたよ。
Metronomeの街はとてもお洒落な街だ。
本格的な探索は明日からにしてYHに帰り洗濯や自転車の整備、後はダラダラと過ごす。
今日は北西からの風が強く暑い。
夕方からマーケットに出かけ出店で買い食いする。ジャンバラヤとオイスターをビールで流し込む。無駄遣い最高!

もうすぐクリスマスなのでますます暑くなるのかもね。
南半球でのクリスマスは2回目だが初めての時はアンデス山中だったので何も感じなかった。
さてどんなものだろう。楽しみだ。

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2009年12月15日 (火)

着いたぜ!MELBOURNE

12月15日
現在地37.48.11.07s144.57.16.40E
MELBOURNEのYH。本日109km。気温25度。晴。
朝起きたらマジで体がだるい。でもMELBOURNEに行きたい。こうなれば「このダルいのは俺の体じゃない。だからきついのは気のせいだ」作戦で行こう!
でもやはりきついのだが・・・
しばらく走るとフリーウェイに入る。ここはフリーウェイの路肩が自転車専用だ。
快適に走る。だがしばらく走ると自転車専用道が出てきた。車の心配はないが檻の中を走っている感じだ。
その道も突然終わった。何の案内も標識も無い。
そこからは路肩が荒れた道をコンパスと感で走る。
そしてMELBOURNEの摩天楼が見えてきた。
そのままYHになだれ込む。
シャワーを浴びに行くとバスタブがあるじゃないか!やはり日本人は風呂だぜ!と約一ヶ月半ぶりに湯舟にゆったり浸かる。
そして旅の垢と体の疲れをお湯にとかしてゆく。
しばらくはダラダラと過ごすぜ!


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2009年12月14日 (月)

Torquay

12月14日
現在地38.20.18.11s144.19.14.15E
Torquayのキャンプ場。本日95km。気温25度。晴。
昨夜はなかなか寝付かれなかった。疲れからだと思われる偏頭痛がひどい。
朝起きるとホントに辛い。連泊をマジで考えたがキャビンが高額なので走り出してから考えようと自転車を漕ぎ出す。
やはりきつい。それでも南氷洋の輝きと森の緑。何より道の変化の面白さに助けられて進む。
途中のカフェや駐車場で休み休みサーフィンで有名なTorquayに到着した。
インフォメーション近くのCPに行くとバカ高い。
高いだろうと思った海岸のCPが思いの外安いのでテントを張る。
この街はサーフブランドのクイックシルバーの発祥地。街中にサーフショップが軒を連ねる。サーフィンフリークならデレデレになるだろう。
私も帰国したらサーフィンを始めるつもりなのでワクワクする。
が!今は体調復活が優先だ。
明日はメルボルンに入る。懐かしい友人との数十年ぶりの再会と体の休養です。

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ApolloBay

12月13日
現在地38.45.01.78s143.40.02.21E
ApolloBayのキャビン。本日82km。気温15度。雨時々雲。
体がだるい。ADELAIDEを出てから走っぱなしだ。
昨夜からずっと雨なので休めたいが此処での連泊は辛いのでともかく走り出す。
上り下りを繰り返しながら高度を上げてゆく。辛いが道の変化を楽しめる。もともとが坂は好きなのであまり苦に感じない。
頂上のLaversHillに着くと雨と風で体が冷える。カフェでカプチーノとホットドックを食べ体を温める。
此処から一気に海岸線まで下るが体が冷え切る。そしてまた上り坂。
上りはじめは15%は軽く超える超激坂。
だが雨も上がり道と対話する様に楽しむ。
南氷洋が目の前に広がるとサーフィンなどのリゾート地ApolloBayに到着。海ではサーフィンを楽しむ人や観光客で賑わっていた。
後、2日でメルボルンに到着予定。メルボルンではしばらく滞在します。


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2009年12月12日 (土)

Prnsetown

12月12日
現在地38.41.39.20s143.09.20.02E
Prnsetownのキャンプ場。本日95km。気温25度。雲時々晴。
いよいよ今日から観光地に入る。そういえばオーストラリアに来てから観光地らしい所へは行ってない気がする。ひたすら道路ばかり見ていたような・・・
GreatOceanRoadは堆積した海底が隆起し、それを南氷洋の荒波が削り出来た断崖絶壁が続く。
TheGrottoや数十年前に崩れたLondonBridge。そして1番の観光地の12Apostlesなどなかなかの景観だ。すごい遠回りをしてよかったなぁ。
だが似たような景色が?と思ったら種子島の熊野海岸だ。
数年前に友人達とシーカヤックから見た景色にそっくりだ。もっとも規模はこちらがでかいが。
小さなPrnsetownに到着。久々のテント暮し。
目の前には湿原が広がりいい感じだ。
明日はどんな景観が見られるのだろう。

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Warrnambool

12月11日
現在地38.23.34.14s142.29.03.52E
Warrnamboolのキャビン。本日101km。気温15度。雲時々晴雨。
明け方まで雨だったが走り出す頃には上がっていた。追い風に乗り快調に進む。SWではあんなに苦しめられた風がVICTORIAに入ると助けてくれる。ただし寒い。
PortFairyに近づくと南氷洋が見える。ガツンと見たのはCeduna以来約1500kmぶり。やはり海が見えると嬉しい。
さらに突っ走りWarrnamboolに到着。ここはある程度の街だ。200kmぶりに信号で止まった。まあーナラボーの時は約1500km程は信号を見なかったのでずいぶん都会に来ているののかな・・・
WarrnamboolからいよいよGreatOceanRoadが始まる。
明日から観光地サイクリングを楽しむぜ!


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2009年12月10日 (木)

Heywood

12月10日
現在地38.07.24.52s141.38.04.20E
Heywoodのキャビン。本日92km。気温15度。雲時々雨。
昨日のモヤモヤは気をつけつつも忘れよう。やはり楽しく走りたい。
今朝は雨が降っているし体調も優れない。もう一泊して休もうと思ったがVICTORIAに入るといい予感がしたので走り出す。
追い風で気持ちがいい。だが最近、気温が低いので着込み走っている。だいぶ南に来たのと寒冷前線が次々とやってくる。日本の冬時雨に似ている。
VICTORIA州に入ると色々な事が変わった。
森が現れ、松やシダなどが見られる。まるで霧島の道やカナダのRainForestを走っている感じだ。なんだかホッとする。レストエリアのベンチや道路標識の表示も変わり私の携帯電話も通じ出した。
約90km走り小さなHeywoodに到着。ハンバーガーでも食べようかなとウロウロしていたらおばあちゃんから声をかけられて「よかったら私達姉妹とお茶でもいかが」と誘われた。
カフェで三姉妹からランチとラテをご馳走になり楽しい時間を過ごさせていただいた。いい予感は的中した。やはり楽しく行かなくっちゃ。


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Naracoorteから

12月9日
現在地37.49.51.40s140.47.04.31E
MtGambierのキャビン。本日111km。気温20度。雨のち晴。
昨日は歩道のない道を歩いていると若者4人が乗った車がクラクションを鳴らしながら私に向かって突っ込んできた。間一髪で私が民家の庭に飛び込み避けたがニヤニヤ笑いながら走り去る。なんだか嫌な予感がしたのでキヤラバンパークに帰ろうとしたらまたその車が引き返し私を目掛け突っ込んでくる。わざと気が付かないふりをして直前でかわした。今度は空き缶を投げつけてきた。
これはマジでヤバい。車が入られない道を走り、判らないようキヤラバンパークに逃げ帰った。
奴らはただ面白がっているだけだ。ハラワタが煮え繰り返るがポーカーフェースで無視する。
PortAugustaでもアボリジリの3人組に絡まれかけるがひたすら無視。誰でも判る汚い言葉を投げつけられる。
今まで書かなかったがナラボーでもペイントをしまくったオンボロワゴンで旅をしている若者に何回も中指を突き立てられるし、道路標識に散弾が撃ち込まれた跡も何箇所も見た。
人力で移動するから見える嫌な面だ。
そんなんでせっかくワイナリーや羊、牛の牧場が見える今日の移動も昨日の奴らから逃げ出すブルーな日だった。
だがほとんどのオージーは気さくで親切だ。
先程もナラボーで出会った老夫婦と一ヶ月ぶりに再会。私の倍ぐらいはWeightのありそうなおばあちゃんにハグされる。そして色々と情報をくれた。
明日から気分を変えて行こう!


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